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羞人たち

趣味で書いた羞恥小説 18禁です。

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優香 第十二章 1

 1年生の女子たちにシャツをびしょ濡れにされてしまい、股間の露出に続いて、乳首も透けて丸見えになってしまった優香であった。

「何でこんな目に会わなきゃいけないの……こんなの恥ずかしすぎる……」

 と優香は泣きながら千夏に言うのだった。

 その千夏は(表向きだけ)なんだかんだと優香を慰めていたが、やがて、ふと何かひらめいたように、こんなことを言い出した。

「そうだ、いいこと思いついた!」
「なに? いいことって……?」
「方法よ。濡れて透けるんなら、乾かせばいいのよ」
「乾かす……の? でもどうやって?」
「いい場所があるのよ。さ、行きましょ! もうしばらく出場する競技もないことだし」

 そう言うと千夏は、まだ何やら訳がわからないでいる優香を引っ張って、グラウンドを歩いていった。観客たちが優香の透けた乳首をいやらしく見つめるのを掻き分けて、やがてグラウンドを出て、二人は校舎の方に向かっていった。


――――――――――――――――――――――――


 校舎に入った二人は階段を上へ昇っていた。外で体育祭が行われているので、校舎の中は誰も人がいなかった。

「ねえ、千夏ちゃん、どこに行こうとしてるの……?」
「大丈夫、行けばわかるから」

 千夏はそう答えて階段をどんどん上っていってしまうのだった。

 やがて二人は階段を昇りきった。屋上に着いたのである。

「よし着いた!」

 屋上に出ると千夏は上機嫌で言った。そして向かいの端まで行き、そこの手摺りから腕を伸ばして空を指さした。

「見てよほら! キレイな青空」

 たしかに雲ひとつない青空だった。風は秋のせいか少し冷たかったが、太陽が照っているので、屋上はぽかぽかして暖かかった。

「なるほど、わかったわ、千夏ちゃん。ここで乾かすのね?」
「ピーンポーン、正解!」
「ここなら早く乾きそうね」
「いい場所思いついたでしょ、あたし?」
「うん、千夏ちゃん天才!」
「さあ、じゃあもう答えもわかったことだし、早速取り掛かりましょ! その濡れた体操着を脱いで」
「え……?」

 優香は耳を疑った。

「え……? 体操着……脱ぐの?」
「当たり前でしょう? 乾かしに来たんじゃなかったの?」
「もちろんそうだけど。でも別に脱がなくても……例えばここに横になってるだけでも、いいんじゃない……?」
「だめよ、そんなことしてたら優香ちゃん風邪ひいちゃうよ。そんな濡れたままの格好で寝るなんて。大丈夫、絶対誰も来ないから。それにここのドアはこっち側から鍵を掛けれるようになってるから、もし誰か来ても入れないよ」
「う、うん、そうだよね……でも、やっぱり屋上で裸になるのは……」

 優香はまだためらっていた。

「もう、じれったいなぁ。せっかく優香ちゃんのためを思って連れてきたのに……それともこんなこと、おせっかいだったかな……? もし迷惑だったら、ごめんね……」

 と千夏は何だか急に元気をなくしてしまうのだった。優香はその様子を見るや、自分の優柔不断を責めた。

「ううん、迷惑だなんて全然思ってないよ。それどころか千夏ちゃんにはすっごく感謝してるんだよ。あたしの方こそごめんね。せっかく役に立とうとしてくれたのに、何か変な意地張っちゃって……」

 そして優香はもうためらわずに脱ごうと決心した。恥ずかしさはまだあったものの、千夏の友情を裏切るわけにはいなかった。優香はシャツの裾に手を掛け、さっとそれを脱ぎ去った。

 しかしいくら人のいない屋上とはいえ、ここは学校の、しかも野外に属する場所である。シャツを脱いで上半身裸になると、優香は紛れもない戸外の風を肌に感じて、途端に恥ずかしさを覚えるのだった。秋の乾いた風が乳首の先端を撫でるように吹き過ぎた。優香は肌寒さに思わず身震いすると、それとともに豊かな乳房が、柔らかそうに、ぷるんぷるん揺れるのだった。

「ね? これでいいわよね、千夏ちゃん?」
「うん……でもあとブルマも、脱がないと」
「ブルマ……も?」

 優香の笑顔が引きつった。

「そうよ。だって、ブルマも濡れちゃってるんでしょ? 脱がないと優香ちゃん風邪ひいちゃう……」

 と千夏はまたしんみりして言うのだった。

「そ、そうよね……もちろんブルマも脱ぐんだよね……」

 優香は笑いながら言ったが、しかしシャツに続いて、ブルマーまで脱がなければならない、つまりもう全裸にならなければならないのだ。優香の心は激しく動揺した。

 しかしもう脱がないわけにはいかなかった。孤独な立場に置かれている優香にとって、千夏はいまたった一人の友達といえる存在だった。その友情をこんなつまらない自分のわがままで台無しにするわけにはいかない。優香はそう思うと、もう迷わずブルマーに手を掛けた。

すでに股間もお尻も丸出しのブルマーだったとはいえ、それでも一応穿いている服ではあった。だからブルマーを下ろし、足首から抜き取ると、優香は急に腰周りが寂しくなり、あらためて恥ずかしさを覚えるのだった。もう何も身に付けていない。何も体を隠すものがない。いや、上履きと靴下だけは履いたままだったが、しかしその上履きと靴下を履いているという不自然さがかえって、自分が裸であるという感覚を強くするのだった。

「ああ、やっぱり恥ずかしい……」
「ほんのちょっとの辛抱なんだから、そんなこと言わないの。さ、脱いだらそれを干しましょ、貸して」

 そう言うと千夏は優香の手から服を取った。

 と、優香にはもう自分の裸を隠す一枚の布もなくなった。つるつるの股間の割れ目を風がひんやりと撫でて通る。白いお尻が緊張で固くなる。

 やがて千夏は優香の脱いだシャツとブルマーを屋上の手摺りに広げて干した。

「これでよしっと。あとはこのまま乾くのを待ってればいいだけね」
「風で飛ばされないかしら……?」
「大丈夫、ちゃんと洗濯バサミを付けといたから。洗濯バサミには糸が付いてて、その糸をこの手摺りに縛りつけてあるの。ね、それなら飛ばされっこないでしょ?」
「うん、そうだね……」
「だからあとはぼんやりひなたぼっこでもして待ってればいいわ。乾いたらまたそれを着て、グラウンドに来てちょうだい」

 そして千夏は言いながら、出口へ向かって歩いていくのだった。

「ねえ、ちょっとどこ行くの?」
「え? あたしはグラウンドに戻るよ。もしこのまま一緒にいたら、二人が姿を消してることを田崎が怪しむかもしれないでしょ?」
「そ、そうよね……」
「だからあたしはもう戻ってこないから、優香ちゃんはここにじっとして乾くのを待ってなきゃダメよ」

 そして本当にいなくなってしまった。

 取り残された優香は、千夏が出ていくと急いでドアの鍵を閉め、誰も入って来られないようにした。が、それでもやはり心細かった。学校の屋上でたった一人、生まれたままの姿でいるなんて……

 一方千夏は、全裸の優香を屋上に残して、グラウンドへ行くと思いきや、そのまますぐ下の階、屋上の真下の部屋へ入っていった。

 そしてその部屋の窓の向こうに、糸が垂れ下がっているのを見て、にやりと意地の悪い笑みを浮かべた。

(よし、計画通りね……)

 その垂れ下がっている糸というのは、つまり、屋上の優香の体操着に付けた洗濯バサミに繋がっているものだった。風で飛ばされないように手摺りに縛り付けたというのは嘘で、実際はこうして下へ垂らしておいたのだった。

 が、一体何のためなのか?

(さて、ここからが本当の体育祭の始まりよ)

 千夏は窓を開け、腕を伸ばしてその垂れ下がっている糸を掴んだ。そしてにやりと笑みを浮かべながら、実行のタイミングを測り始めるのだった……
  1. 2010/11/08(月) 18:05:02|
  2. 優香
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優香 第十一章 16

 トイレの個室に閉じこもった1年生女子に、自分の穿いていたブルマを奪われ、下半身裸にされたまま、さらにいま、着ているシャツをも、脱ぐよう命令された優香だった。

「さあ早く脱いでください。じゃないといつまでもそのまま下半身素っ裸の状態ですよ」
「……」

 もうシャツを脱がなきゃ終わらないと優香は思った。

 だが、いまここでシャツを脱いで渡したら、もう自分には何も着るものがなくなってしまう。学校のトイレで、しかも体育祭中に、完全な全裸になってしまうのだ……

「本当に、確認したらすぐ返してくれます……?」
「ああ返すよ。ぐだぐだ言ってないで早く脱げよ」

 脱いだら全裸になってしまう、しかし脱がないと今の下半身裸の格好のまま、いつまでも……

 優香はシャツの裾に手をやった。

「あ、やっと脱ぐ決心してくれました?」

 優香は着ているピッタリしたシャツを、少し苦労しながら脱いでいった。するとやがてそこから豊かな乳房がこぼれ落ちた。非常に弾力性があり、脱ぎながらぷるんぷるん揺れている……

 やがてシャツの袖から腕を抜くと、ついに優香は生まれたままの姿になってしまった。

「先輩、ブラもしてないんですね?」
「もう本物の露出狂ね。早くシャツをこっちによこしなさい」

 優香はいま脱いだばかりのシャツを上から個室に投げ入れる。

 と、もう優香には何も着るものがなくなってしまった。胸を隠すための布一枚、布きれ一枚持っていなかった。

「うわぁ! 大きなおっぱい。ちょっと! 隠すんじゃないよ。気をつけしな!」

 優香は言われるがまま気をつけをした。

「それにすごいキレイな乳首! こんなキレイなピンク色の乳首あたし初めて見た~!」

 そしてその1年生の女子は指で優香の乳首をいじり始める。

「ちょっと……! やめ……触らないで……!」

 しかし相手は構わずいじり続ける。優香のキレイなピンク色の乳首を、つまんだり、撫でたり、転がしたり、引っ張ったり……

「あれ、先輩の乳首固くなってきた! もしかして感じてるんですか?」
「感じてなんか……ねえ、シャツの確認はまだ?」

 そう優香は呼びかけたが個室の中からは何の反応もない。優香は心配になって繰り返す。

「あの、確認はまだ終わらないですか?」

 するとそのとき、個室の中でジャーッと水を流す音が聞こえた。たちまち優香の顔が青くなる。

「いやぁぁぁっ!」

 やがて個室の鍵が開き、中に入っていた女子が出てきた。その手には何も持っていなかった。

「確認終わりましたよ。穴は開いてないみたいでした」
「それでそのシャツは? あたしのブルマーは?」
「ああ、汚れてたんで洗濯しました」

 優香はもう完全に便器に流されてしまったと思った。もう自分には何も着るものがない。何も体を隠すものがない。このまま全裸で、トイレの外へ、人の大勢いるグラウンドへ、出ていかなくてはならないのだと思った。

「ひどい……! そんなのひどすぎる……」
「せっかく洗ってあげたのにひどいとは何よ! ちゃんとキレイになってるか確認してよね、ほら!」

 そう言ってその女子が便器の方を指さすと、そこには優香の白いシャツと紺のブルマーが、流されずに、便器に詰まっていた。

「じゃあね先輩。また汚くなったらいつでも言ってね。あたしが洗濯してあげるから」

 そう言うと、その1年生の女子たちは、便器の底から自分の体操着を引っ張り出している全裸の優香をその場に残して、トイレを出ていった。

 残された優香は、体操着を便器に突っ込まれるという、充分ひどい仕打ちだったにも関わらず、ともかく流されずに済んでホッとした気持ちになるのだった。

 そして取り出した体操着を洗面所で洗い直した。もちろん全裸で。

 しかしいざ着てみると、優香は遅ればせながら、さっきの1年生たちがした仕打ちのひどさに気づくことになった。

 優香の着ていた白いシャツは、もともとサイズが異常に小さく、体にぴっちりしてしまっていたのだが、それが今は濡れてさらに体にぴっちり貼り付くようになり、そしてまた、もともと浮き上がっていた乳首が、いまはもう濡れたシャツに完全に透けて色まではっきり見えてしまっていた。乳輪の大きさ、乳首の色、形、さらには先端の突起の割れ目まで、はっきりわかるようになっていた。これではもう何も着ていないも同然だった。

 やがて優香がトイレから外に出て、グラウンドに現われると、観客はこの異変に気づかないわけがなかった。

「今度は何があったんだ。胸が完全に透けてるじゃないか!」
「乳首のピンク色が、もうはっきり見えちゃってるよ」
「下が飽きたから今度は胸を見てもらおうっていうわけね。ホント最低ね!」
「だったらもう素っ裸で体育祭したらいいじゃない! そんなに裸見せたいのなら」

 優香はもうおま○こだけでなく、今は胸の乳首まで人に見せて歩かなければならないのだった。もう恥ずかしさで死にそうなほどだった。

 やがて、今までどこに行っていたのか、千夏が、優香のもとへ現われた。

「どうしたの? その格好!」

 優香は泣きながら事情を話した。

「そんなことがあったの! ひどい! それも年下の1年生に…… もしそうと知ってたら、あたし絶対助けに行ったのに……!」

 ぼろぼろの精神状態にあった優香は、その千夏の言葉に非常に慰められたのだった。しかし、千夏は、優香に事情を聞くまでもなく、その一部始終を、トイレの窓からすべて見て知っていたのだった。

 こうして自分とは何の関係もなかった1年生の女子からも辱めを受ける優香だった。

 悪夢の体育祭はまだまだ終わりそうにない。
  1. 2010/11/03(水) 08:14:07|
  2. 優香
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優香 第十一章 15

(もうやだ……もう堪えられない……もうあたし、生きていけない……)

 優香はグラウンドの横のトイレの洗面台で自分の脱いだブルマーを泣きながら洗っていた。ブルマーを脱いでいるのでもう下半身は素っ裸だった。しかしおしっこの汚れを取らなければいけないので裸になるのは仕方ないことだった。

 目の前の鏡に自分の惨めな姿が映し出されている。つるつるのおま○こ丸出しの、下半身裸の姿。優香は自分でそれを見ないように下を向いて洗っていた。

 やがて洗い終わると、水に濡れたブルマーを雑巾のようにしぼった。そしてそれをすぐには穿かず、蛇口の横の台の上に置いた。まだ体の汚れを落としていないからだった。

 優香は片手で水をすくってまずお尻を洗った。おしっこと砂で汚れた真っ白なお尻。

 続いて、太もも、膝、ふくらはぎと順々に足を洗っていく。誰か人が来ないうちにと素早く洗い流すのだった。

 やがて、それが終わると優香はちょっと入口の方を見た。

 そしてためらいながらも洗面台に片足を上げて、おま○こを洗い出した。おしっこと砂で汚れきっている。向かいの鏡に自分の女性器が大きく口を開けて映し出される。優香はそれを見ると耐えがたい屈辱を感じるのだったが、バイキンが入っているといけないので少し入念に洗わなければならなかった。石鹸で手を泡立て、指を少し中の方まで入れる。砂はその中の方にまで入っていた。

(ああ……学校のトイレであたし、何してるんだろう……)

 優香は目が合ってしまった鏡の中の自分を見て思うのだった。下半身素っ裸で、片足を洗面台の上に乗せて、自分の女性器を洗っている女…… それは自分で見ても頭のおかしなイヤらしい女の姿だった。

 と、そこへ何やら外から数人の女子の声が聞こえてきた。足音がこちらに近づいてくる。

「……それでさあ、彼氏にお前ちょっと痩せろよって言われたの」
「あははっ! 超ウケる~」
「スカートのファスナー壊して弁償って、マジ最悪だよね~」
「それでさ、レジで店員にお金払おうとしたの。そしたら……」
「……」
「……」

 トイレに入ってきた三人の話がぴたっと止まった。なぜなら目の前に、下半身裸で股間を洗っている優香の姿を見たからだった。

 優香は顔を真っ赤にして慌てて洗面台から足を下ろした。水を止め、石鹸の泡のついた股間を手で隠す。そうしてうつむきながら、入ってきた三人が通り過ぎるのを待った。

 三人は嫌味たらしく、

「なんか臭くない?」
「ホントだ、何かおしっこ臭い」
「今度はトイレでオナニーですか。お楽しみ中のとこ邪魔してすいませんねえ」

 三人とも1年生の女子だった。今年から廃止されたブルマーではなく、ハーフパンツを穿いているので一目でわかった。

「あの、オナニーならどこか別の場所でやってくれませんか? あたし手を洗いたいんですけど」
「ご、ごめんなさい……」

 と言って優香はちょっと脇へ退いた。

「あれ、こんなところに黒い雑巾があるよ~」

 そう言ってその1年生は洗面台の上に置いてあった優香の洗ったブルマーを取り上げた。

 すると向こうの個室の中から仲間の女子の声がした。

「あ、ちょっとそれ貸して~! 何かこの便器の端っこ汚れてるんだよね~」
「うん、投げるね!」

 そう言うとその1年生女子は、その持っていた優香のブルマーを、個室の上から投げ入れた。

「ちょっと何するの……やめてっ!」

 優香は必死に防ごうとしたが遅かった。自分の穿くことのできるたった一枚のブルマーを、鍵を掛けた個室の中に、投げ込まれてしまった。

「ちょっと……! ねえ返して! あたしのブルマー!」
「先輩のブルマーならないですよ~ あたしの持っているのは、ただの汚い雑巾ですから」

 優香は下半身裸の姿のまま、ドアを何度もノックするのだった。

「ねえ便器の汚れ取れた~?」とブルマを投げ入れた女子が問い掛けた。
「うん取れた。何だろう、うんちだったのかなぁ?」
「うんち? 汚ったな~い!」
「もういいでしょ……ねえ、終わったなら早く返して!」

 優香はもう泣きながら、中にいる1年生女子に頼み込むのだった。

 しかし中の女子は、優香の声が聞こえないふりをして言った。

「この雑巾、もう汚くなっちゃったから、使えないね」
「うん、捨てちゃえば」
「トイレに流せるかな~?」
「やめてぇぇっ……! それだけは、絶対にやめて……」

 そんなことをされたら、もう優香には穿くものがなくなってしまう。下半身裸で、女性器を晒したまま、トイレの外へ出なければいけなくなる。そんなことになったらもう気狂い沙汰だ。それだけは何としても阻止したかった。

「お願いします……あたしのブルマ、返してください……」
「うるさいなあ、だからブルマーなんか持ってないってさっきから言ってんだろ!」
「じゃあその雑巾を……返してください」
「あはは! 雑巾だってさ。この雑巾あんたのだったの?」
「はい、あたしのです……」
「なにが?」
「その、黒い雑巾……」
「あはははは! 黒い雑巾だって、マジウケる~!」

 個室の中からも外からも起こる笑い声。すると洗面台の前にいた女子が、優香の裸の下半身を見て言った。

「あれ~! じゃあ先輩、ブルマーはどうしたんですか~? いま下半身になんにも穿いてないようですけど~」
「そ、それは……」

 1年生女子の意地悪な質問に、言葉を詰まらせる優香だった。

(なんでこんな年下の子たちに、意地悪されなきゃいけないの……)

 その年下の子たちの意地悪な質問はまだ続く。

「先輩、それにもしこの雑巾がブルマーだったとしたら、じゃあ先輩の下着はどこにあるんですか? どうしてパンツ穿いてないんですか~?」
「それは、あの……」
「あ、もしかして先輩、パンツ穿かないで体育祭に出てたんじゃないですか?」
「……」
「答えてくれなきゃ、雑巾返しませんよ」
「……はい、そうです」
「なにがそうなの?」
「下着を穿かないで、体育祭に出てました……」
「マジ! あの股間に穴の開いたブルマーで?」
「はい、あの穴の開いたブルマーで……」
「最低な女ね」
「……」
「あ、そういえばあたしの持ってるこの雑巾にも、たしか穴が開いてたなぁ」
「だからそれはあたしのブルマ……」
「この、ぞ・う・き・ん……」
「その雑巾……ねえ、もうホントに返してちょうだい!」
「もう返すよ。いつまでもこんなバカな芝居に付き合ってる暇はないの。でも、その前にちょっと……シャツ脱いでくれない?」
「シャツ……? どうして、脱ぐの?」
「ほら、あんたの持ち物って穴が開いてばかりでしょ? この雑巾も、それからなくなったブルマーも。だから今あんたが着てるシャツも穴が開いてるかもしれないから、あたしがちょっと確認してあげんのよ」
「開いてないです、穴なんて……」
「ちゃんと調べてみなきゃわからないでしょ。さあ早く脱いでください。じゃないといつまでもそのまま下半身素っ裸の状態ですよ」
「……」

 もうこれは脱がなきゃ終わらないと優香は思った。
  1. 2010/11/03(水) 07:11:20|
  2. 優香
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優香 第十一章 14

 ついに優香たちはスタートした。

 優香はもう股間のローターのことも忘れて必死に走った。

 半周が過ぎた時点で、優香たち三人が先頭に立った。3組と5組が追走するがスピードが違う。もう優香たちの一着は確実なものに思われた。

「いいぞー! 行け! そのまま!」
「転ばないように、慎重に!」

 優香たちはグングン後ろを引き離す。カーブも難なく曲がり切り、あと残すは最後の直線だけだった。直線の真横には、たくさんの観客が競技を見守っていて、選手たちに声援を送っている。

(あともう10メートル……それだけ、お願い……!)

 優香は祈りながらも、もうここまで来れば大丈夫だろうと半ば安心していた。まさかこんな大事な場面でローターを振動させはしないだろうと。

「よし、勝てるぞ!」
「あと10メートル!」

 9,8,7,6…… そして残り5メートルとなった。後とはもう10メートル以上差がある。

 が、ここで事件は起こった。

 もうゴールを目前にして夢中で走っていた優香の股間が、これまでにない激しさで、突如振動しだしたのだ。

「いやぁぁぁっ……!」

 悲鳴を上げながら優香の腰が崩れていく。そして地面に尻餅をついたが、そのまま走っていこうとする二人の男子の勢いに両足は左右に引っ張られ、観客席に向かって、股間がおっぴろげの状態になった。

「いぁぁぁんっ……!」

 目の前の観客との距離は1メートルもなかった。だから足をおっぴろげた股間に花を咲かせている、優香の濡れたおま○こが、そこにいる者にははっきり見えた。

「やだ、いやらしい!」
「まあ! まる見えになってるわ……」

 ローターの振動はなおも続いた。それは今までにない激しさで(強弱の目盛りを千夏が最大にしたのだ)優香の股間を刺激した。

「いゃぁぁっ……! ぁぁぁん……!」

 優香はもはや立つことも、足を閉じることもできなかった。観客におま○こを丸出しにしていることも忘れて、羞恥と快感の交差した、絶望的な興奮状態にいるのだった。

「やめ……て……ぁぁん……やめ……」

 やがて刺激は絶頂に達しつつあった。と、もう興奮に気が遠くなっていた優香は、突如股間から力が抜けていくのを感じた。そして、目の前で唖然として見守っていた観客は、その優香のおっぴろげられた股間から、ピンク色の何やら濡れた物体が滑り出したのを見た。

「おい、股の間から何か出たぞ!」
「震えてるぞ、ローターじゃねえか?」
「あんなもん股間に入れてたなんて、とんでもない女だな!」

 観客の声援は一気に悲鳴と喜びに変わった。ある者は目の前に広げられた美少女のおま○こを身を乗り出して覗き込み、またある者(特に母親など女性)はそのあまりの卑猥さに思わず顔をそむけてしまう。

 優香の頭の中はもう真っ白、ほとんど気を失いかけていた。

 そして優香は刺激の余韻と、ローターが抜けたことによる気の緩みのためか、体全体の力が抜け、やがて股間から、透明な液体を(大量のおしっこを)流してしまった。

 乾いた土の地面が尿で浸されていく……

 見守る大勢の保護者や、生徒や、知人の前で、優香は、おもらしをしてしまったのだった。


――――――――――――――――――――――――


 その後も立ち上がることができなかった優香のせいで、優香のクラスは、結果最下位に終わってしまった。

 競技後に優香がまずしたことは、クラス全員の前での謝罪だった。

「あやまって済む問題かよ!」
「そうよ、あなたのせいで負けたのよ!」
「それもあんないやらしいもの股間に入れて……」
「みんなの前でお漏らしまでして。うちのクラスはもう学校中の笑い物だわ!」
「ご、ごめんなさい……」
「もっとちゃんとあやまれ! 土下座だ、土下座してあやまれよ!」
「……」

 そして優香は観客・生徒がまだ騒然と見つめている中、クラスメートに向かって膝を付き、土下座をしたのだった。土下座をした優香の突き出された尻は、自分の漏らしたおしっこでまだ濡れていて、さらに大量の砂にまみれて汚れていた。

 観客の失笑、野次、ひそひそ話…… 田辺優香という痴女の名前が口から口へ伝わっていく。

 優香はそれまで堪えていた涙をもう抑えることができず、泣きながら、クラスメートに土下座してあやまり続けるのだった。涙と砂とおしっこで全身まみれさせながら、そしてむき出しのおま○こをまだひくひくさせながら……
  1. 2010/11/03(水) 00:01:36|
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優香 第十一章 13

 グラウンドの真ん中で、股間にローターを入れたまま、両隣の男子と足を繋がれて、もうどこへも逃げも隠れもできない優香だった。

(ああ……どうしよう……走ってる途中で振動されたら、恥ずかしい声が、また出ちゃう……)

 もういっそのこと抜いてしまいたかったが、周りにたくさん人がいる中で、そんなことはできない。ただでさえ女性器丸出しで注目が集まっているのに、その上さらに股間からピンクのローターを抜き出すなんて、変態の極み、それこそ気が狂っていると思われるだろう……

 グラウンドの観衆の中からは今もカメラを持った男たちが、優香の丸見えになったおま○こを、正面から、にやにや笑いながら撮っている。体育座りをしている優香の足は、わざと離れて座る両隣の男子の足に引っ張られ、大きく開脚してしまっている。だからカメラ小僧たちはいくらでも、優香の砂で汚れたおま○こを画面に収めることができるのだった。

(おお、濡れたおま○こに、砂がついてらあ!)
(生理中なのかな? 何だか紐が出てるようだけど……)
(あんなに堂々とおま○こ見せてくれるなんて、きっととんでもないヤリマンだろうな!)

 やがて競技の準備が整った。

 クラス対抗のリレー方式で、運動神経のいい優香たち三人は(女子はみな反対だったが)アンカーを任されていた。

「田辺さん、あなたアンカーなんだから、ちゃんと走りなさいよ!」
「また変な声出してふざけたりしたら、承知しないからね!」

 と、クラスの女子は優香にプレッシャーを掛ける。

「あんたたちも、いくら本人が喜んでるからって、お尻触ったりしないの!」

 もう優香は完全な変態扱いだ。

 と、笛が吹かれ、最初の走者がスタート位置に並び始めた。

「よーい!」の声に続いて、ピストルが鳴らされ、ついに三人四脚リレーがスタートした。

 グラウンドを各組半周ずつバトンを繋いでゆき、アンカーの組だけは、一周全部を走ることになっていた。優香のクラスは序盤から快調の滑り出したった。そして中盤以降も先頭争いを繰り広げていった。アンカーにのしかかるプレッシャー。優香は段々と不安になっていった。

「よし! いいぞ! そのまま抜かせ!」
「後ろから五組が来てるぞ!」

 と、このときばかりは、両隣の二人も完全に勝負に熱中しているようだった。

「そろそろ俺たちも位置に着こうぜ!」

 そして三人は立ち上がった。両隣の二人は、手を優香の背中に回し、食い込んで紐状になったブルマーを相撲のまわしのように掴む。丸出しの優香のお尻は砂で汚れていた。引き上げられるブルマーがきつく股間を締め付ける。

「ちょっと……! 痛い! あんまり引っ張り上げないで……!」
「ああ、悪かった。でもここが一番つかみやすいんだ」
「少しの間だけだから我慢してくれよな」

 二人はいたって真剣な様子で、もう完全に戦闘態勢のようだった。

 そして三人はスタート位置に着いた。やがてしばらくすると、いよいよ前の走者がこちらに近づいてくる。

(ああ、お願い……走ってる間だけは、振動させないで……)

 優香は一心に祈った。

 先頭は優香のクラスと五組の競り合い状態だった。そのすぐ後ろでは三組が猛烈な追い上げを見せている。

 やがてその三つの組のバトンがほとんど同時にアンカーに渡された。もうあとは完全にアンカー勝負になった。

 観客の盛り上がりは最高潮に達した。

「よし来た!」
「行くぞ!」

 この両隣の男子の掛け声とともに、ついに優香はスタートした。

 しかしそれは、優香の信用と評判が完全に失われることになる、地獄へのスタートであるのだった
  1. 2010/11/02(火) 22:58:12|
  2. 優香
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優香 第十一章 12

 三人四脚の練習と称して、足踏みしながら、両隣の二人に尻を揉まれ放題の優香だったが、そんなとき、千夏がなにやらタオルの中に手を伸ばす。

「ねえ、もういいでしょ……! もう充分、練習に……」

 そんなこととは知らない優香は、屈辱に顔を歪めて、足踏みをし続ける。

「ねえ、ホントに……! やめて、お尻を触らないで……!」

 と、そのときだった。優香はいまの屈辱のせいでローターのことをすっかり忘れてしまっていたが、そのとき、突然、股間に激しい振動が走った。

「あぁん……!」

 油断していたため、大きな、はっきりしたあえぎ声が漏れてしまった。周囲にいる誰もがそれを聞き取った。

「おいおい感じちゃったぞ!」
「すげえ、AV女優みたいな声だったぞ!」
「あんないやらしい声出して……最低ね!」

 振動はなおも続いた。優香は腰をくねらせ、口から漏れる声を、抑えることができない。

「あぁん……ぅぅ……んぅ……やめ……て……」

 足の力が抜け、立っていることができない。が、隣の二人は、ブルマーのウエストを鷲づかみにして持ち上げ、しゃがませてくれない。ブルマーの後ろの部分はもう紐状に尻に食い込み、それを思い切り上に引っ張り上げられるので、お尻全体が丸見え、そして時々はお尻の穴まで、見えてしまうほどだった。

「おい、こいつ濡れてるぞ!」
「ホントだ! もうびしょびしょじゃねえか!」
「やぁっ……! 触ら……んぅ……触らないでぇ……!」

 が、優香は二人の男がその濡れたおま○こに指をやろうとして手を離した隙に、しゃがみこむ、というより地面に尻もちをつくような格好で座り込んだ。間一髪のところで触られずに済んだ。しかし地面の土に黒々としたたった液体が、優香の快感を、これ以上ない証拠として、これ以上ない恥ずかしさで、物語ってしまっていた。

 優香が地面に座ると同時に、振動は止まった。

 自分の出してしまった声に、優香は恥ずかしさでいっぱいになった。振動による刺激の余韻が、まだ股間に残っていた。

「おい、なに勝手に座ってんだよ。早く立てよ!」
「いやぁぁ! お願い、もういいでしょ……」

 そう言うともう優香は意地でも立ち上がろうとしなかったので、両隣の二人も諦めるしかなかった。

 優香は泣きそうな目で田崎の方を見た。

 ゴール地点で何やら指示をしていたらしい田崎は、このローターの件と自分は無関係だとでもいうように、ジャージのポケットに手を入れて突っ立っていた。しかし優香は、あのポケットの中にはリモコンがあるんだ、と信じて疑わなかった。

 と、優香がそう思って見ていると、田崎がふと手をポケットから出した。するとその手には、優香の予期した通り、何やら小さな四角い機械が握られていた。

 優香はそれを見てもう間違いないと思った。すべての元凶はこの田崎なんだ、そして千夏は何も悪くない、弱みを握られて操られているだけなんだと、そう確信したのだった。

 が、実をいうとその田崎の持っていた四角いものは、ローターのリモコンでも何でもなかった。ただのプラスチックの玩具で、何のためかわからないボタンが真ん中についている。田崎はそれを千夏に持っているよう指示されたのだった。そしてそれを優香はローターのリモコンだと信じたのだった。

 優香はじっと田崎の手を、またいつ股間のローターが震え出すかと、びくびくしながら窺っていた。
  1. 2010/11/02(火) 00:27:23|
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優香 第十一章 11

 二人がグラウンドに戻ったとき、すでに前の競技が終了し、続いて行われる競技、つまり、優香の出場する『三人四脚』の準備の真っ最中だった。

 優香たちは急いで入場門の方へ駆けて行った。途中ですれ違う観客や生徒は優香の濡れた股間を見て驚いた。背後から飛んでくるクスクス笑い…… 優香は顔を真っ赤にしながら観衆の間を駆け抜ける。

 やがて入場門にたどり着くと、そこにはもう出場する三年生がみんな集まっていた。生徒たちは優香の濃く濡れたブルマーの股間を見るやさっそく噂した。

「ねえ、あれ見て……股のところが濡れてるよ」
「え? あ、ホントだ。しばらく見ないと思ったら、隠れて変なことしてたのね」
「体育祭の途中でオナニーかよ! さすがに俺でもしないぜ!」
「どうせ丸見えなんだから、みんなの見てる前ですればいいのに」

 優香はそうした言葉を聞きながら、しかしこの屈辱も今日で終わりだ、今日のこの体育祭さえ我慢すれば助かる望みがあるのだと、自分に言い聞かせるのだった。その望みがあるからこそ、自分の股間に集まるみんなの視線にも堪えることができた。

 やがてグラウンドに流れていた曲が変わり、女子生徒がアナウンスする。

「続いて、三年生男女による、三人四脚リレーを行います」

 そして入場。優香は股間のローターがいつまた震え出すかと、びくびくしながら、スタート位置へ駆け足で向かっていった。

 この三人四脚は男女混合だった。つまり、クラス内で、男女男か女男女で組むことになっている。その組み合わせはもう事前に決まっていたが、当然女子は誰も優香と組みたがらなかった。そして男子は誰もが優香と一緒になりたかった。熱気に満ちたジャンケン大会が行われ、そうして、優香と一緒に走ることができる幸運な二人の男子生徒が決まったのだった。

「おい、田辺、足縛るからこっちこいよ」
「どこ行ってたんだよ。さっきちょっと練習しようと思ってたのに」

 と、その男子生徒二人が優香を呼んだ。ポーカーフェイスを装ってはいるが、二人とも、もう頭は興奮状態だった。

「う、うん……」

 優香は二人のところへ行き、その間に立った。

「途中で解けないように、少しきつめに縛るからな」
「うん……」

 優香の両足首が二人の足首に縛り合わされる。本当にきつめで、簡単には抜けそうにない。優香はもう自分で勝手に足を動かすことができなくなった。

「少しきつすぎじゃない……?」
「いや、これくらいがちょうどいいんだよ」
「ちょっと練習しようぜ!」
「うん……」

 すると両隣の男二人は、優香と肩を組むかと思いきや、腕を優香の腰に回した。優香は自分の腰に二人の手を感じる。

「こういうのって、普通肩を組むんじゃなかったけ……?」
「普通はそうだけど、腰を支えるやり方もある」
「ほら、男女で身長差があるから……お前、俺たちの肩に腕届かないだろう?」

 それはもっともな話だった。身長の高めの優香といえども、男子と肩を組もうとするのは窮屈だった。だから、二人が自分の腰にやった手は、何の不自然さもないことだった。

「それじゃあ、まず足踏みだ!」

 と一人が言った。

「せーの!」

 そして三人で声を合わせて足踏みをする。いち、に、いち、に、いち、に…… すると段々、優香の腰に回した二人の手が、お尻の方にずれていく。ブルマが食い込んでむき出しになった優香の尻を、直接、触ってくるのだった。

「ちょっと……! 二人とも、手が……」
「なんだよ、ちょっとぐらいズレるのはしかたないじゃないかよ!」
「それともお前1ミリも動かすなって言うのかよ!」
「いや、そういうわけじゃないけど……」
「じゃあ少しぐらい我慢しろよ!」

 そして足踏みは続けられたが、二人の手は、相変わらず優香の白いお尻を触ったままで、足踏みするたび、徐々に露骨に、揉んだり、さすったり、ブルマーを持ち上げて思いきり割れ目に食い込ませたり、するようになっていった。

「ちょっと……! ねえ、もういいんじゃない? このくらいで……」

 しかし二人がやめないので、優香は足踏みを続けなければならなかった。二人の男の手の中で、優香の柔らかいお尻がぷるぷる揺れる。指の跡が赤く残る。優香は逃げようにも逃げられない。自分の尻を揉まれながら、 足踏みを続けるより他どうしようもないのだ。周りの男子生徒はその様子を見てよだれを垂らすほど羨ましがった。

「いいなぁ。どさくさに紛れてケツ触れて」
「あの状況じゃ、もう触り放題だな」
「見ろよぷるぷるしてんぞ! 柔らかいだろうなぁ……」

 対する女子生徒はもう軽蔑と嫉妬の頂点。

「なによ! ホントは嬉しがってるくせに」
「あんなにお尻に食い込ませて、もう触ってくださいって言ってるようなものじゃない!」
「全部計算済みなのよね。ホント最低の女ね!」

 先程、もう何があっても耐え抜く決意をした優香であったが、こんな露骨な、みんなが見ている中での痴漢行為に、早くも心が折れてしまいそうになるのだった。

 そしてそんな中、周りの女子とともに優香の羞恥を見守っていた千夏だったが、あるとき何やら意地の悪い笑みを浮かべて、ゆっくり手を持っていたタオルの中に突っ込んだ。
  1. 2010/11/01(月) 18:55:34|
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優香 第十一章 10

 千夏に言われるままにローターを性器に挿入した優香であったが、しかし本人はまだそれが一体どういうものであるのかわからなかった。

「ホントに、ただ入れてるだけでいいの?」

 と言う優香はまだ半信半疑だった。

「うん……入れてるだけで……」

 と何やら裏のありそうな千夏の口調。

 しかしともかくも、もうこれ以上こんな場所でぐずぐずしているわけにはいかない。グラウンドの方では、もう優香たちの出る最初の競技が始まろうとしていた。

「さあ、もう行かないと」

 と言って千夏は優香をうながした。優香は不審を抱きながらも渋々歩き出した。

 と、五、六歩あるいたときだった。そのとき、優香の股間に突然振動が走った。優香の腰がたちまち崩れる。

「やぁんっ……!」そしてその場にしゃがみ込む。「なに? どうなってるの……あぁんっ!」

 千夏は手を何やらタオルの中に入れていたが、こっそり出して(すると優香の股間の振動がおさまった)優香の方へ歩み寄る。

「悲しませちゃいけないと思って言わなかったんだけど、それ、リモコンで振動するようになってるの」

 優香は突然の刺激に息も絶え絶え、

「で、それを、先生に、振動させ……させるようにって、命令されてるの……?」
「ううん、違うの。そのリモコンを持ってるのは、田崎なの……」
「え……?」
「だからいまきっとあいつがボタンを押したのね。もう入れた頃だろうと思って……」

 するとそのときまた優香の股間に入れた物体が震え出した。優香は足の力が抜けて、立ち上がれない。

「あぁん……! や、やめて……」

 もうすでに濡れていた優香のおま○こは、それにより、べちゃべちゃになる。溢れ出した液体が地面にしたたり落ちるほどだった。

「む、むりよ! こんなの、とても堪えられない……!」
「頑張って優香ちゃん! これさえ我慢すれば、あたしが近いうちに必ず助けてあげるから!」

 振動がやむと優香はやっとのことで立ち上がった。いつまた震えが来るかわからないのでなかなか歩き出せない。

「いまのも先生がボタンを押したの……?」
「そうよ。あいつの指ひとつで、振動させることも、止めることもできるの」
「あの人の指ひとつで……」

 優香は自分の快感が、憎むべき敵の意のままになってしまったということに気づき、果てしない屈辱を感じた。

「さあ、ぐずぐずしてないで行きましょ! あとグラウンドで田崎に何か言われても、このことは黙ってるのよ。これはあくまであたしが単独でやってることになってるんだから、何か言ったら、あたしが秘密をバラしたってあいつが気づくわ。そうなったら、あなたを救う計画が、全部パーになっちゃうわ」
「どんなにつらくても、我慢しなきゃいけないってことね。うん、わかったわ……あたし黙ってる」

 そして優香は、今度こそ歩き出そうとしたが、その前に、ふと自分の股間に目をやった。それはもう一目でわかるくらい色が変わって、濡れていた。優香はこのままの状態ではとても人前に出られないと思い(その前からもう充分出られない姿だったが)とりあえずいま出ている液体だけでも拭き取りたいと思った。

「千夏ちゃん……悪いんだけど、そのタオル、ちょっと貸してくれない?」
「え?」

 千夏は一瞬ぎくっとした。タオルの中にリモコンを隠していることがバレてしまったのではないかと思ったからだった。

「え? タオル……? なんで?」
「あの……いまのこの濡れちゃってるのを……ちょっと拭きたいの……」

 千夏はほっとした。

「ああ拭くのね、いいよ。あっ! でもあたしさっきこのタオルをトイレの中で落としたんだった。だから、こんな汚いので拭いたら、バイキン入っちゃうよ」
「そう……じゃあ他に何か拭くもの持ってない?」
「ごめん……それが一つもないのよ……」

 優香はがっかりして肩を落とした。そして仕方がないので、溢れ出した液体を股間の周りのブルマの生地で拭き取るだけにとどめた。しかし、もう充分液体を吸い込ませていたブルマの生地は、少しの役にも立たず、かえって色が変わって見える濡れの染みを、濃くはっきりと目立たせる結果になってしまった。

「さあ、もうホントに行かなきゃ!」

 そう言って千夏は優香の手を引っ張って無理やり歩かせた。

 こうして優香は、ぐっしょり濡れた股間の染みをそのままにして、再び人前へ出なければならなくなった。むき出しのおま○この中に、あの振動する物体を挿入したまま……
  1. 2010/11/01(月) 02:30:41|
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優香 第十一章 9

 この今の惨めな状況から抜けだす方法があるという千夏の言葉に一筋の希望の光を見出した優香だったが、そのためには、しかし、今日のこの屈辱をまずは堪え抜かなければならなかった。

 千夏は堪え抜いてみせるという優香の言葉を聞くと、

「実は、この後のことなんだけど……」と言いにくそうに口を開いた。「田崎から、命令で……」

 優香は顔を曇らせる。

「なに……次は、どんなこと……?」
「これなんだけど……」

 そう言って千夏がカバンから取り出したのは、単ニ電池を二、三本並べたような、長細い物体だった。淡いピンク色で、端に紐が付いている。優香にはそれが何だかわからなかった。

「なに、それは……?」
「あのね、これを股間に入れるようにって……」

 優香は顔を真っ赤にした。

「入れる……? これを? 入れてどうするの?」
「その、ただ入れるだけでいいの」

 千夏はすごく申し訳なさそうに説明するのだった。優香はその様子を見て、千夏ちゃんも言いたくて言ってるわけじゃないんだ、田崎に命令されるままに、やらされているんだと、千夏に同情の念をすら覚えるのだった。

「いいわ。入れればいいのね?」
「ごめんね、また恥ずかしいことさせて……」
「ううん。千夏ちゃんが悪いんじゃないよ。全部あの田崎……あの男が悪いんだから」

 そして千夏の手から丸みを帯びた妙な物体を取った。

「どう入れればいいのかな?」
「普通に、タンポンみたいに入れればいいみたい」

 やがて優香は、ためらいながらも、そのピンク色の物体をブルマーの切れ目から直接おま○こに入れようとした。先端のひんやりした感触が敏感にクリトリスを刺激した。しかし、なかなか奥まで入らなかった。

「あ、そういえばちょっと濡らした方がいいみたい」
「濡らすって、水で……?」
「いや、そうじゃなくて、つまり、指でちょっと刺激して……」
「指で……刺激して……?」

 ただでさえ紅潮した優香の顔は耳まで真っ赤になった。

「そう、指で。でももし自分でやるの恥ずかしいなら、あたしがやってあげても……」
「ううん、大丈夫。自分でやるわ……」

 そして優香は右手の人差し指を自分の股間に持っていった。が、なかなか決心がつかないらしく、おま○こに触れようとしなかった。指で自分の女性器を刺激するなんて、そんないやらしいこと、今までしたことがなかった。けれどもこれはやらなければならないことなんだ。そう割り切って、優香はやがてためらいがちに、自分の柔らかい肉に触れ、指をゆっくり動かし始めた。むき出しの自分のおま○こに、指を入れ、撫でて刺激する……

「優香ちゃん、頑張って! もっと激しくやらないとダメだよ!」

 と千夏は優香の目の前で(指で刺激される優香のおま○こを見つめながら)声援を送るのだった。

「恥ずかしい……千夏ちゃん、そんなに見つめないで……」

 優香は千夏に見つめられて恥ずかしがりながらも、応援してくれているんだ、と思い、千夏の言う通りに指をもっと激しく動かしていった。するとやがて快感が広がる。おま○こが湿り気を帯びてくる。シャツの下に透けている乳首が、目に見えて固くなっていく。優香は指を動かしながらもこれはいけないことだと思うのだった。

「もぅ、ぃいでしょ……? ねぇ、もぅ、じゅうぶん、でしょ……?」
「まだよ。まだ充分ではないわ。ぴちゃぴちゃ音が出るくらいじゃないと入らないわ」
「でも、でも……恥ずかしぃ……」
「恥ずかしいけど我慢しなきゃ。早くしないと誰か人が来ちゃうよ」
「人が? いやっ!」
「だからもう恥ずかしさは捨てて、ね? もう命令だと割り切って」

 こんなところを人に見られたらいったい何て説明すればいいのだろう。説明のしようがない。体育祭の最中に自慰に耽る、それこそ完全な、変態女だ。

 そう思うともう優香は恥じらいを捨てて(これは命令なんだわ! 仕方なくなんだわ!)指で自分のおま○こを愛撫していった。指を入れたり出したり、クリトリスをつまんだり、転がしたり…… だんだん腰がくだけてくる。エロチックに体をくねらせる。小さなあえぎ声が口から漏れてくる。

「あぁん……ぅん……ぁん……ぅんん……」
「いい調子よ、優香ちゃん! だんだん濡れてきているわ!」
「ぁん……ぁぁん……ぅん……」

 そしてやがてぴちゃぴちゃと音が響き始めた。おま○こはもうぐっしょり濡れていた。いやらしい汁が、優香のおま○こから、溢れている。

 それでも優香は動かす指を止めなかった。夢中になりすぎて、もう充分だということに気づかなかった。

「優香ちゃん! もういいよ! もう充分濡れてるわ。びしょびしょよ!」

 その千夏の声でやっと指を放す。放した指からは液体が地面にしたたる。優香は放心の状態だった。

「優香ちゃん、早くこれを! 今ならすっぽり入るはずよ」

 いまだ夢見心地の優香に急いでさっきの物体を(ピンクのローターを)手渡す。優香はもう迷うことなくそれを性器に挿入する。ねっとりと、滑るように奥まで入った。はみ出した紐は、千夏が、ブルマーの生地の中にしまい込んだ。

「これでよし!」と千夏が言った。
「ねぇこれでどうするの?」
「これでもういいのよ。このまま入れた状態で、あとは普通に体育祭に参加すればいいの」
「……」

 いまだ醒めない放心状態の中で、優香はこみ上げる嫌な予感を振り払えなかった。
  1. 2010/11/01(月) 00:09:21|
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