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羞人たち

趣味で書いた羞恥小説 18禁です。

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優香 第十二章 4

 身に着ける衣服一つないまま校内でカメラ小僧に追いかけられる優香。屋上のドアをガチャガチャさせるが、なぜか鍵が掛かっていて一向に開かない。

 やがてついにカメラ男が屋上のドアの前までやってきてしまった。

「見ーつけた」
「やだっ! 来ないで」
「ドアの鍵が閉まってたなんて運が悪かったねえ。さあ、次はどこに逃げる? でもどこにも隠れる場所はないよ。教室は全部鍵が掛かっているし、トイレに入ったって、個室の上からたっぷり撮ってあげるんだからね」

 そして男はカメラを向けながらにやにや近づいてくる。たしかに、優香にはもうどこにも逃げ場はなかった。

 開かない扉を背にした優香は両手で胸と股間を隠して必死にカメラに撮られまいとする。絶望に歪んだ表情。それでも顔を伏せず男を睨みつけるのは彼女の唯一の抵抗だった。この手の男に涙を見せたら同情を買うよりかえって欲情の火を煽るだけだと優香は思った。

 だが、結果はむしろ逆だった。優香の強気の表情は男のサディスティックな欲望をむしろ高めることになってしまった。この自分を睨みつける少女をとことん辱めたい、そして辱められながらわんわん泣いている姿をこの目で見てみたい、という願望を男の心に抱かせてしまった。

「さあ、もう逃げられないよ。おとなしく僕の言うことを聞くんだね。もし逆らったら、君をその格好のまま無理やりグラウンドへ連れていっちゃうかもしれないよ。それとも君をどこか柱にでも縛りつけて帰っちゃおうかな」
「……」優香は悔しさに唇を噛み締める。
「だから君は僕の言うことを聞いたほうがいいね、うん。逆らったりしなければ何も乱暴はしないから。わかったらまずその手を離してごらん。よく撮れるようにおじさんにおっぱいとおま〇こ見せて」

 優香は必死に首を振って訴える。しかし相手にそんな訴えが通用するはずがない。

「言うこと聞かないと終わらないよ。聞いてくれるまで逃がさないからね。ずっとこのままここで二人でいることになるんだよ。それでもいいの?」

 優香はまた黙って首を振る。

 すると男はそれまでとは打って変わった激しい口調で、

「嫌ならさっさと言うとおりにしろよ。てめえのその乳みせればいいんだよ、手間かけさせんなよな」

 そして優香の背後のドアを足で蹴って脅かす。優香は恐怖に縮み上がる。そして、抵抗をあきらめる。

 優香は胸と股間を押さえていたそれぞれの手を、ついに外した。カメラのレンズの前に、ピンク色の乳首が、また股間の割れ目が、さらけ出される。優香は顔を真っ赤にしてカメラのレンズから顔をそむける。

「よしよし、いい子いい子。体の隅々までたっぷり撮ってあげるからね」

 と言うと男は露出した優香の乳首をレンズがぶつかりそうなほど近くで撮り出した。一方の優香は先程までの強気の表情はどこへやら、いまや顔を真っ赤にして横を向いてしまい、もはや男を睨みつけるどころではなかった。

「キレイな乳首だ、それに乳輪は理想的に小さい。どれどれ、固さはどうかな」

 男は右手でカメラを向け続けたまま、左手の指で、優香の乳首をつんと触った。ちょうどいい固さ。それから今度はもう一個の乳首を指でつまんで、引っ張ったり、こりこり転がしたりした。すると男の指の中で優香の乳首がだんだん固くなる。ビデオカメラはその乳首が固くなる様子を一部始終撮影していた。優香は自分の乳首がもてあそばれているのに何の抵抗もできず、ただただ屈辱に顔を歪めるしかなかった。くやしい、恥ずかしい、悲しい……

「どうしたの? ほら、さっきみたいに睨み付けてごらんよ、横ばっか向いてないで。このカメラのレンズに向かってさ」

 男の挑発を受けて、優香はカメラのレンズを一瞬ちらと横目で睨みかけたが、しかしすぐに撮影されていることを意識して、再び顔を横にそむけてしまった。

「へえ、まだ睨みつけるだけの気持ちが残ってるんだ。気の強い子だね。僕は君みたいな気の強い女の子が大好きなんだ。そしてその強気な子をとことんいじめて泣かせるのもね」

 すると男は、優香の乳首をもてあそぶのをやめて、屈辱に歪んだ優香の顔をしばらくカメラで撮影していた。

「さて、どうやっていじめようかな。力で泣かせるのは簡単だけど、それじゃつまらないからな。もっとこう、思い出しただけで顔が真っ赤になるような恥ずかしいことをさせたいな」

 男はしばらくどうしようかと考えていたが、やがて何かひらめいたらしい。あ、そうだ、と声を出した。

「そうだ、いいこと思いついたぞ」

 と言うと男はいったんカメラで撮影するのをやめ、背負っていた大きなリュックサックを床に下ろした。それからしばらくの間ごそごそ中をかき回していたが、やがて、あった、と言って中から何かを取り出した。

「あった! よし、これを使おう」

 言いながら優香の目の前にぶらつかせたそれは、他でもない、首輪、だった。犬用の(あるいは人間用の)革の首輪で、頑丈そうな紐が付いている。

 優香は首輪とわかった瞬間すぐさま顔色を失った。首輪の使い道といえば一つしかなかった。

「な、なにするつもりですか!」
「見てわからない? 首輪の使い道なんて一つしかないでしょ? 首につけるんだよ、君の首にね」

 男がなぜリュックに首輪なんて入れていたのか、それはわからない。どうせ善くないたくらみを常日頃抱いている男のことだ。こういった人間の考えていることなど分析するだけ無意味というものだ。いや、そもそも分析に値するだけの秩序立った思想、論理的モラルを、有してさえいないのではないだろうか。男のその大きなリュックサックには、その他にもまだ色々と使い道の知れない道具やら器具やらがいっぱい詰まっていそうだった。

 優香は背後のドアにぴったりと身を寄せる。身を引こうにも、引く場所がない。

「首につけて、いったいどうするつもりですか!」
「そう恐がらなくても大丈夫だよ。ただちょっと校内を散歩するだけだから。ここから一階の下駄箱のところまで、もし一度も立ち上がらないで行けたら、あ、あと一度も声を出さないで行けたら、それで散歩は終了。僕たち二人はそれでお別れ。でももし一度でも立ち上がったり声を出したりしたら、そこがどこであろうとやり直し。もう一度ここに戻ってきて、また初めからスタート。ゴールするまで、何回でもやるよ」

 聞きながら優香の顔はますます屈辱に歪んでいった。再び湧き上がった悔しさから、必死に男の顔を睨んでいたが、しかし男の要求に抵抗することはしなかった。なぜなら抵抗してもどうせ無駄だとわかっていたからであり、無駄な抵抗は男の機嫌を損ねてしまうかもしれないからであった。

「下駄箱まで行けばいいんですね。そしたら、本当に、私を解放してくれますね?」
「お、やる気満々みたいだね。ひょっとして、前から君のやりたかったことだったのかな?」
「ち、違います! それよりどうなんですか、ゴールできたら本当に約束どおりにしてくれるんですか?」
「うん、ちゃんとゴールできたらね。約束は必ず守るよ」
「それじゃあ……早くスタートしてください。私には時間がないんです……」

 優香の言うことはもっともだった。もし仮に男から解放されたとしても、自分はまだ全裸のままであり、その生まれたままの姿で、どこにあるかわからない体操服を、見つけ出さなければならないのだから、こんなところでもたもたしている暇はなかった。時は刻一刻と過ぎていく。

「ほう、早くスタートしろってか。散歩に行きたくてうずうずしてるみたいだね。でも、散歩に行くにはまずは首輪をつけなくちゃ。ほら、そんなに早く行きたいんなら、自分でつけてみな」
「……」

 男はどこまでも意地悪だった。

 優香は男の差し出した首輪を受け取ると、それをみずから自分の首に、装着した。まるでそれが彼女自身の意思であり、願望であるかのように。そしてその様子を再びビデオカメラを手にした男が撮影している。

「つ、つけましたよ……」

 優香は悔しさを押し殺しながら言った。全裸の体、首に装着された首輪、垂れ下がる長い紐……これ以上屈辱的な姿はなかった。

「あ? つけましたじゃねえよ。その紐、俺に取らせる気かよ」

 どこまでも憎い男の徹底ぶり。優香は自分の首から垂れ下がる紐を手で掴むと、その端を男の空いている方の手に(まるでお願いするかのように)握らせた。

「そんなに行きたいのか、ったく、しょうがねえなあ」

 そして男はちゃんと首輪が繋がっているかどうか確かめるために紐を軽く引っ張ってみる。優香の口から洩れる苦しそうな声、屈辱に満ちた表情……首輪はちゃんと繋がっていた。

 しかし男は出発しようとはしなかった。

「どうしたんですか、早くスタートしてください……!」

 だが男は歩き出さず、優香の呼びかけに答えようともしない。

 優香はその理由を悟った。

(四つん這いになれってことなのね……)

 そう察すると優香はすぐにしゃがんで床に膝をつき、それから両方の手の平もついて完全な四つん這いになった。そしてその体勢のまま高いところにある男の顔を見上げた。もうまるで完全に犬のようだった。

「これでいいんですよね。は、早く出発してください……!」
「お願いしますは?」
「お、お願いします……」
「よし、行くとするか。じゃあもう今からゲームスタートな。両方の膝が床から同時に離れるか、ちょっとでも声を洩らしたら、ここに戻ってやり直しだからな、いいな?」

 言いながら向けてくるカメラのレンズに、優香は黙ってうなずいた。

 男はそれをにやにや満足そうに見つめると、続いて四つん這いになり突き出された優香のお尻を、スタートの合図とばかりに、手の平で強く叩いた。

 ピシャン……!

 ひと気のない校舎中にその乾いた音が響き渡った。

 こうして、もはや犬へと成り下がった優香の校内散歩が始まった。

 廊下を這う優香の高々と持ち上げられたお尻の穴に、染み入る秋の冷たい空気……
  1. 2011/03/05(土) 08:45:12|
  2. 優香
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優香 第十二章 3

 消えた体操服を取り戻そうと、ついに意を決して屋上を後にした優香。しかしやがて校内を捜索し始めた彼女の身には、靴下と上履き以外、何の衣服も着ていなかった。つまり胸もお尻も股間も丸出しの全裸、生まれたままの姿で、体育祭真っ只中の学内を歩かなければならないのだった。

(どうしよう……もし人に見つかったら)

 優香は階段を降りながら考える。片手で胸を、片手で股間を隠しつつ、おそるおそる一段一段を降りて行き、その曲がり角ごとに下から人がやってこないか、また廊下に誰かいないか、をしばらく窺うのだった。だからそちらの警戒に注意を払うあまり、手は胸を隠しきれておらず、押さえる腕からはピンク色の乳首が始終はみ出し通しだった。また股間のガードも甘いようで、隠しているつもりの手の指の隙間から、無毛の丘と割れ目が絶えず見え隠れしているのだった。そして当然のことながら後ろ側は完全なお留守で、恥ずかしさに微かに赤らんだお尻は隠しようもなく露出しているのだった。階段を伝う風が容赦なくその露出した股間からお尻へと吹き渡る。

(どうしてこんな目に合わなくちゃならないの……裸で、学校の校舎の中を、歩くなんていう目に……)

 優香は悔しさに唇を噛み締めるが悔しがったところでどうにもならない。今は一刻も早く自分の消えた体操着を、昼休みに生徒たちが戻ってくる前に、見つけ出さなければならなかった。それ以外に助かる道はないのだ。もし自分が見つけ出す前に生徒の誰かに発見されでもしたならば、教室にも更衣室にも鍵が掛かっている現在、自分にはもはや何も着るものがなくなってしまう。つまりこのまま全裸で校内をさまよい続けなければならなくなるのだ。

(それだけは絶対に防がないと、何としても見つけ出さないと……うん、よし、がんばらなくちゃ)

 優香は決意を新たにして歩き続けた。


 幸い今の時間校舎の中には誰も人はいなかった。生徒も教員もみんなグラウンドの方へ出ているので当然といえば当然だった。保護者や観客は校舎には立ち入り禁止になっている、というか、もとより彼らは校舎の方には何の用もない、ただ一人のカメラ小僧を除いては……

 二階の踊り場にたどり着いたときだった。そのとき突然、ビデオカメラを持った男の姿が、真下の廊下に現われた。

「そんな格好で何してるのかな?」と男は言った。当然カメラのレンズを優香に向けて、よだれを垂らさんばかりに口元をにやにやさせながら。

「いやーッ!」

 突然のことにびっくりして優香は思わず悲鳴を上げた。そして自分の裸を撮影されていることを知ると、両腕で胸を隠してその場にしゃがみ込んだ。

「いやっ、撮らないで! 何でこんなところにいるんですか!」
「それはこっちのセリフだよ。君の方こそどうしてこんなところにいるのかな、まだ体育祭の途中なのに、それに、へへ、そんないやらしい姿でね。ちゃんと撮ったよ、君の乳首、キレイなピンク色の、それから下の、毛の生えてない、お・ま……」

「やめてーッ!」優香は聞こえないよう目を閉じて首を振る。続いて顔を上げると、泣き顔で男をキッと睨みつけると――「すぐに立ち去ってください。関係者以外立ち入り禁止ですよ!」

 しかし男は優香にカメラのレンズを向け続ける。また、立ち去るどころか、階段を一歩一歩のぼってこちらへやってくる。

「来ないで! 人を呼びますよ」
「呼んでごらん、君がその方がいいというならね。校舎の外へ逃げて大声で叫べばいいんだ、僕はとめないよ。でも、君の声を聞いて急いで駆けつけてくる人たちは一体何て思うだろうね。裸の君が(もう今朝からさんざん裸同然の姿をみんなに晒してきている君が)、グラウンドへ胸をぷるぷる揺らしながら現われたとしたら。きっと頭がおかしくなったと思うだろうね。いや、もう充分おかしかったけど、ついに完全に狂ってしまったと、へへ、思うんじゃないかな」
「……」
「ほら、呼んでごらんよ。なんなら服を着てからだっていいんだよ。もし着る服があればの話だけど……君のあの体操着はどうしたの? あの透け透けのTシャツと、おマタに切れ目の入ったブルマ……」

 言いながら男はどんどん優香の方へ歩み寄り、そしてついには優香のしゃがんでいる真ん前まで来てしまった。

「ほらほら、早くしないとどんどん撮られちゃうよ。両腕からはみ出る大きなおっぱい、それから丸見えの大事なおま〇こ……ねえ、ちゃんと足閉じてしゃがんでいないと、ほら、まる見えになってるよ」

 事実、動揺して胸を隠すことばかりに気を取られていた優香はしゃがみながら足をちゃんと閉じておらず、それによってかえって立っているときよりも、股間をむき出しに露出させ、割れ目をぱっくり開かせているのだった。そしてそのぱっくり開いたおま〇こを、男は階段を上っている間ずっとカメラで撮り続けていたのだった。

 そのことに気づいた優香はさらなるパニックに陥った。

「いやぁぁっ!」

 そして急いで靴を合わせ足をぴったり閉じようとしたが、あまりの動揺、急な動作のために、バランスを崩してしまい、そのまま踊り場の床に尻餅をつくと、ごろんと仰向けに倒れて両手、両足を大きく開いて大の字になった。

「おお、大きなおっぱい、やっと見れたぞ。そうかそうか、やっぱり撮って欲しかったんだね。何も頼んでないのに自分から見せてくれるなんて。へへ、そうか、やっぱり露出狂だったんだ」

「違います、あたし露出狂なんかじゃ……」

 すぐに立ち上がり、再び手で胸と股間を隠した優香はそう呟くと、サッと振り返り階段を上って逃げ出した。

「おや、どこ行くのー? 玄関はそっちじゃないよ」

 言いながら追ってくる男。優香はもうなりふり構わず両手を離すと、背後に迫る男を振り切ろうと全力で階段を駆け上った。その丸見えのお尻をカメラで撮り続ける男。

「いいねいいねー。大きくて、でも引き締まったお尻。ほら、もっと腰振って、イチ、ニ、イチ、ニ!」

 しかしつい数ヶ月前まで運動部で鍛えられていた優香の脚力である。日頃から運動不足の男はすぐに息を切らして歩き出してしまった。そしてその間に、逃げる優香は男を引き離して階段を上へ上へとどんどん上がっていく。

 そしてついにさっきまでいた屋上のドアが見えた。優香はそこへ向かいながらちょっと後ろを振り返る。大丈夫、男は付いて来ていない。屋上へ出てドアの鍵を閉めるだけの余裕は充分にある。

「ちょっとー、待ってよー」と下から男の息切れした声が響いてきた。

 優香は最後の数段を急いで駆け上がり、ついに屋上のドアの前にたどり着いた。

 そしてそのドアの取っ手を掴んで回す。

 が、ドアはびくともしなかった。押しても引いても、ドアはまったく開かなかった。まるで中から鍵が掛かっているとでもいうように……

 優香の顔が青ざめていく。

(う、うそ……そんなはずは……)

 しかしドアはやっぱり開かない。そしてそうしているうちに遅れていた男の足音がゆっくりとこちらへ迫ってくる。

(なんで、ねえ、何で開かないの!)

 理由は単純なことだった。そう、つまり屋上に人がいて鍵が掛かっているのだった。でも一体誰なのか? そう、そんなことをする人間は他にいるはずがない。千夏である。千夏が、先程からの二人のやり取りを窺っていて、やがて優香が屋上へ逃げて来ることを予測してそれをあらかじめ阻止しておこうとしたのだった。千夏の予想は的中した。そして、ドアの向こうに締め出された優香は、もうどこへも逃げ込む場所もなく、全裸で、男のやってくるのを待っているしかない。

 なお、このカメラ小僧の出現は千夏の予定にはなかったことだった。いわばちょっとしたハプニング、予想外のちょっとした応援といったところだろう。

 しかしそのちょっとしたハプニングが、身を隠す布切れ一枚ない全裸の優香を地獄のどん底へと突き落とすことになるのだった。
  1. 2011/03/05(土) 08:44:45|
  2. 優香
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