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羞人たち

趣味で書いた羞恥小説 18禁です。

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優香 第十一章 12

 三人四脚の練習と称して、足踏みしながら、両隣の二人に尻を揉まれ放題の優香だったが、そんなとき、千夏がなにやらタオルの中に手を伸ばす。

「ねえ、もういいでしょ……! もう充分、練習に……」

 そんなこととは知らない優香は、屈辱に顔を歪めて、足踏みをし続ける。

「ねえ、ホントに……! やめて、お尻を触らないで……!」

 と、そのときだった。優香はいまの屈辱のせいでローターのことをすっかり忘れてしまっていたが、そのとき、突然、股間に激しい振動が走った。

「あぁん……!」

 油断していたため、大きな、はっきりしたあえぎ声が漏れてしまった。周囲にいる誰もがそれを聞き取った。

「おいおい感じちゃったぞ!」
「すげえ、AV女優みたいな声だったぞ!」
「あんないやらしい声出して……最低ね!」

 振動はなおも続いた。優香は腰をくねらせ、口から漏れる声を、抑えることができない。

「あぁん……ぅぅ……んぅ……やめ……て……」

 足の力が抜け、立っていることができない。が、隣の二人は、ブルマーのウエストを鷲づかみにして持ち上げ、しゃがませてくれない。ブルマーの後ろの部分はもう紐状に尻に食い込み、それを思い切り上に引っ張り上げられるので、お尻全体が丸見え、そして時々はお尻の穴まで、見えてしまうほどだった。

「おい、こいつ濡れてるぞ!」
「ホントだ! もうびしょびしょじゃねえか!」
「やぁっ……! 触ら……んぅ……触らないでぇ……!」

 が、優香は二人の男がその濡れたおま○こに指をやろうとして手を離した隙に、しゃがみこむ、というより地面に尻もちをつくような格好で座り込んだ。間一髪のところで触られずに済んだ。しかし地面の土に黒々としたたった液体が、優香の快感を、これ以上ない証拠として、これ以上ない恥ずかしさで、物語ってしまっていた。

 優香が地面に座ると同時に、振動は止まった。

 自分の出してしまった声に、優香は恥ずかしさでいっぱいになった。振動による刺激の余韻が、まだ股間に残っていた。

「おい、なに勝手に座ってんだよ。早く立てよ!」
「いやぁぁ! お願い、もういいでしょ……」

 そう言うともう優香は意地でも立ち上がろうとしなかったので、両隣の二人も諦めるしかなかった。

 優香は泣きそうな目で田崎の方を見た。

 ゴール地点で何やら指示をしていたらしい田崎は、このローターの件と自分は無関係だとでもいうように、ジャージのポケットに手を入れて突っ立っていた。しかし優香は、あのポケットの中にはリモコンがあるんだ、と信じて疑わなかった。

 と、優香がそう思って見ていると、田崎がふと手をポケットから出した。するとその手には、優香の予期した通り、何やら小さな四角い機械が握られていた。

 優香はそれを見てもう間違いないと思った。すべての元凶はこの田崎なんだ、そして千夏は何も悪くない、弱みを握られて操られているだけなんだと、そう確信したのだった。

 が、実をいうとその田崎の持っていた四角いものは、ローターのリモコンでも何でもなかった。ただのプラスチックの玩具で、何のためかわからないボタンが真ん中についている。田崎はそれを千夏に持っているよう指示されたのだった。そしてそれを優香はローターのリモコンだと信じたのだった。

 優香はじっと田崎の手を、またいつ股間のローターが震え出すかと、びくびくしながら窺っていた。
  1. 2010/11/02(火) 00:27:23|
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