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羞人たち

趣味で書いた羞恥小説 18禁です。

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優香 第十一章 16

 トイレの個室に閉じこもった1年生女子に、自分の穿いていたブルマを奪われ、下半身裸にされたまま、さらにいま、着ているシャツをも、脱ぐよう命令された優香だった。

「さあ早く脱いでください。じゃないといつまでもそのまま下半身素っ裸の状態ですよ」
「……」

 もうシャツを脱がなきゃ終わらないと優香は思った。

 だが、いまここでシャツを脱いで渡したら、もう自分には何も着るものがなくなってしまう。学校のトイレで、しかも体育祭中に、完全な全裸になってしまうのだ……

「本当に、確認したらすぐ返してくれます……?」
「ああ返すよ。ぐだぐだ言ってないで早く脱げよ」

 脱いだら全裸になってしまう、しかし脱がないと今の下半身裸の格好のまま、いつまでも……

 優香はシャツの裾に手をやった。

「あ、やっと脱ぐ決心してくれました?」

 優香は着ているピッタリしたシャツを、少し苦労しながら脱いでいった。するとやがてそこから豊かな乳房がこぼれ落ちた。非常に弾力性があり、脱ぎながらぷるんぷるん揺れている……

 やがてシャツの袖から腕を抜くと、ついに優香は生まれたままの姿になってしまった。

「先輩、ブラもしてないんですね?」
「もう本物の露出狂ね。早くシャツをこっちによこしなさい」

 優香はいま脱いだばかりのシャツを上から個室に投げ入れる。

 と、もう優香には何も着るものがなくなってしまった。胸を隠すための布一枚、布きれ一枚持っていなかった。

「うわぁ! 大きなおっぱい。ちょっと! 隠すんじゃないよ。気をつけしな!」

 優香は言われるがまま気をつけをした。

「それにすごいキレイな乳首! こんなキレイなピンク色の乳首あたし初めて見た~!」

 そしてその1年生の女子は指で優香の乳首をいじり始める。

「ちょっと……! やめ……触らないで……!」

 しかし相手は構わずいじり続ける。優香のキレイなピンク色の乳首を、つまんだり、撫でたり、転がしたり、引っ張ったり……

「あれ、先輩の乳首固くなってきた! もしかして感じてるんですか?」
「感じてなんか……ねえ、シャツの確認はまだ?」

 そう優香は呼びかけたが個室の中からは何の反応もない。優香は心配になって繰り返す。

「あの、確認はまだ終わらないですか?」

 するとそのとき、個室の中でジャーッと水を流す音が聞こえた。たちまち優香の顔が青くなる。

「いやぁぁぁっ!」

 やがて個室の鍵が開き、中に入っていた女子が出てきた。その手には何も持っていなかった。

「確認終わりましたよ。穴は開いてないみたいでした」
「それでそのシャツは? あたしのブルマーは?」
「ああ、汚れてたんで洗濯しました」

 優香はもう完全に便器に流されてしまったと思った。もう自分には何も着るものがない。何も体を隠すものがない。このまま全裸で、トイレの外へ、人の大勢いるグラウンドへ、出ていかなくてはならないのだと思った。

「ひどい……! そんなのひどすぎる……」
「せっかく洗ってあげたのにひどいとは何よ! ちゃんとキレイになってるか確認してよね、ほら!」

 そう言ってその女子が便器の方を指さすと、そこには優香の白いシャツと紺のブルマーが、流されずに、便器に詰まっていた。

「じゃあね先輩。また汚くなったらいつでも言ってね。あたしが洗濯してあげるから」

 そう言うと、その1年生の女子たちは、便器の底から自分の体操着を引っ張り出している全裸の優香をその場に残して、トイレを出ていった。

 残された優香は、体操着を便器に突っ込まれるという、充分ひどい仕打ちだったにも関わらず、ともかく流されずに済んでホッとした気持ちになるのだった。

 そして取り出した体操着を洗面所で洗い直した。もちろん全裸で。

 しかしいざ着てみると、優香は遅ればせながら、さっきの1年生たちがした仕打ちのひどさに気づくことになった。

 優香の着ていた白いシャツは、もともとサイズが異常に小さく、体にぴっちりしてしまっていたのだが、それが今は濡れてさらに体にぴっちり貼り付くようになり、そしてまた、もともと浮き上がっていた乳首が、いまはもう濡れたシャツに完全に透けて色まではっきり見えてしまっていた。乳輪の大きさ、乳首の色、形、さらには先端の突起の割れ目まで、はっきりわかるようになっていた。これではもう何も着ていないも同然だった。

 やがて優香がトイレから外に出て、グラウンドに現われると、観客はこの異変に気づかないわけがなかった。

「今度は何があったんだ。胸が完全に透けてるじゃないか!」
「乳首のピンク色が、もうはっきり見えちゃってるよ」
「下が飽きたから今度は胸を見てもらおうっていうわけね。ホント最低ね!」
「だったらもう素っ裸で体育祭したらいいじゃない! そんなに裸見せたいのなら」

 優香はもうおま○こだけでなく、今は胸の乳首まで人に見せて歩かなければならないのだった。もう恥ずかしさで死にそうなほどだった。

 やがて、今までどこに行っていたのか、千夏が、優香のもとへ現われた。

「どうしたの? その格好!」

 優香は泣きながら事情を話した。

「そんなことがあったの! ひどい! それも年下の1年生に…… もしそうと知ってたら、あたし絶対助けに行ったのに……!」

 ぼろぼろの精神状態にあった優香は、その千夏の言葉に非常に慰められたのだった。しかし、千夏は、優香に事情を聞くまでもなく、その一部始終を、トイレの窓からすべて見て知っていたのだった。

 こうして自分とは何の関係もなかった1年生の女子からも辱めを受ける優香だった。

 悪夢の体育祭はまだまだ終わりそうにない。
  1. 2010/11/03(水) 08:14:07|
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