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羞人たち

趣味で書いた羞恥小説 18禁です。

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優香 第六章 4

 バスはやがて山奥のひっそりした土地に入っていき、しばらくして、質素な旅館の前に停まった。それが合宿所だった。

 バスを降りると部員たちは各自自分の荷物を持って旅館に入っていく。優香は朝と同様に三年生全員の荷物を部屋まで運ぶ。旅館の利用者は他にもいた。ちょうど中学校の女子テニス部もこの旅館に合宿中だった。女子中学生たちはお尻丸出し、性器まる見え、胸をぷるぷる揺らして、つまり白昼に一糸まとまぬ裸でバスから荷物を持って旅館に入ってくる優香の姿を見て目を丸くした。明らかに自分たちより年上の、大人の女性が生まれたままの裸を晒して歩いてくるのだ。

「気にしなくていいのよ。このお姉さんはね、自分の裸を見てもらうのが好きなのよ」香織がさも優しそうに説明する。「それにもう18にもなるのに道ばたでおしっこしたり、誰かれ構わず学校の男子を誘惑したり、すごく性格が悪いの。だからみんなでその性格を直してあげなきゃいけないの。あなたたちももし何か気がついたら、遠慮せず注意してあげてね。ほら! あんたなにぼーっと突っ立てんのよ! お世話になるお嬢さまたちに挨拶しなさい!」

 優香は持っていた荷物を床に置くと、18才の、成熟した裸の体を女子中学生たちに晒した。Dカップの豊満な胸。発達した大人のいやらしいお尻。盛り上がった股間の土手には、しかし毛が一本も生えていなかった。つるつるの股間にはただ恥ずかしい線が縦に一本通っているだけだった。

「お嬢さま方、一週間という短い間ですがどうか厳しいご指導をよろしくお願いします!」優香は香織に耳打ちされた通りに言った。自分より年下の、それもまだ胸が膨らんでない者さえいる子供たちに、優香はまるで自分が彼女たち以下ででもあるかのように挨拶するのだ。「私は自分の裸を人に見られるのが……特に男の人に見てもらうのが大好きなんです。どうか私のこのねじくれた性格を、お嬢さまたちの力で直してください」そして子供たちに向かって深々と頭を下げた。

 中学生たちは一目で優香のことが嫌いになった。思春期の、ただでさえ性的なことに生真面目な年頃の彼女たちは、いま目の前にある、いやらしい大人の体、男受けを狙ったようなつるつるの股間を見てすぐさま嫌悪感で一杯になった。男に媚びる最低の女、悪しき見本を目の前にしているという感じだった。

「ああは絶対になりたくないよね」
「うん、きっと男子の前だとぶりっ子するのよ」
「最低よね。付き合ってもいない男子に裸みせるだなんて!」
「18にもなって恥ずかしくないのかね。年下のうちらに頭下げて、それも裸で」

 三年生の荷物を運ぶため優香がバスと旅館を行ったりきたりするのを横目で睨みながら、中学生たちはさっそくこの年頃お得意の陰険な悪口を言い合うのだった。

(こんな年下の子たちに、なんで私が……?)

 優香は中学生の子供にも服従しなければならない自分のみじめさが悲しくてしょうがなかった。

 荷物を運び入れるとすぐに各自着替えをして(優香は全裸のまま)練習が始まった。

 ラケットすら持ってきていないので、優香は当然雑用の役だった。コート整備、球拾い、また部員たちの気晴らしの対象……すべて全裸での……それが優香に与えられた役割だった。

「優香ちゃ~ん。恥ずかしくないの? お○んこ丸見えだよ」

 裸でネットを張っている優香を部員たちがからかう。

「いやっ! 見ないでください!」
「よく平気よね、全裸で外出歩くなんて」
「見てあのいやらしいお尻!」
「おい! 早くネット張れよ! あんたの汚いケツいつまで見せつける気?」
「す、すみません!」
「ハハハッ! まるで奴隷ね。この間までキャプテンだった優等生が」
「調子乗ってるからこうなるのよ!」

 灼熱のコートに靴を履かない裸足は焼けるように熱かった。優香は絶えず動き回っていないと耐えられなかった。裸の肩や胸や乳首の先端に燦々と日が照り付ける。

「ほら! 早くボール持っておいで!」
「はい! すいません!」
「違う! 口にくわえて持ってくるんだよ! 犬みたいにね」
「はいっ!」
「よしいい子いい子。お手!」

 優香は言われた通りお手をした。一年女子は優香の胸を撫でて誉めてやった。

「どう? 誉められて嬉しいでしょ?」
「はい……」
「はいじゃないだろ、ワンだろ!」
「ワ、ワン……」

 今では球拾いから解放され練習に参加している一年生も優香を奴隷のようにこき使うようになっていた。

(私が……元キャプテンだった私が……何で全裸で、球拾いをさせられなきゃいけないの……年下の一年生に)

「なにあんたその目は、文句でもある?」
「いえ……ありません」
「あたしたち一年にこき使われてくやしいんでしょう?」
「いえ……お役に立てて嬉しいです……」
「年下の一年生の前で全裸でいるってどんな気分? さぞ惨めでしょう?」
「いえ……命令ですので仕方ありません」
「なにあんた仕方なくやってるわけ?」
「い、いえっ! 私のためを思ってのことなので、大変感謝しています」
「ハハッ! 感謝してるだってさ! 裸で球拾いさせられて、年下のあたしたち一年に馬鹿にされてさ」
「ホント優香って馬鹿だよな」
「はい……すいません」


 優香は屈辱と暑さと疲労とで気が遠くなるようだった。土のコートを一日中、全裸で走り回って、練習が終わるころにはもう体じゅう汗まみれ、顔や胸は土埃に黒く汚れ、お尻はさんざん叩かれたため真っ赤になっていた。
  1. 2009/08/26(水) 19:51:24|
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