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羞人たち

趣味で書いた羞恥小説 18禁です。

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優香 第六章 1

 教室で生まれたままの姿を晒してしまったあの日以来、もうクラスメートは遠慮なしに優香に接するようになった。男子たちは朝、挨拶代わりに優香のスカートをめくるようになり、下着の確認をするのだった。

「お、今日は薄いピンクか。色っぽいねぇ」

 前日香織に指定されたものだった。

「いやっ! やめて」
「別にいいじゃん。もう裸見られたんだから、恥ずかしくもないだろ? ほれ!」

 と言うと再びスカートをめくって、優香をからかうのだった。

 そんなふうに、男子たちは優香を軽くあしらい、女子となるともう誰も相手にせず、口を聞こうともしなくなった。

 そうした毎日が続き、やがて期末試験がやってきて、それが終わると夏休みになった。

「今日で優香のパンツともしばらくお別れか」

 終業式の日、男子たちは寂しがった。優香はこれにほっとしているかと思えば、実はそうでもなかった。いや、逆に大きな恐怖を抱いているのだった。そう、もうすぐ部活の合宿が始まるのだ。

 その日部室でミーティングが開かれた。合宿の予定についての、キャプテンの香織による説明。

「……だいたい、合宿の説明は以上です。疑問の点は後で各自聞きに来てください」

 言い終えると香織は優香に一枚の紙を渡した。

「これは0年のやつ。ちゃんと読んでおけよ。あ、あと前から思ってたんだけど、お前0年のくせに髪長いな、生意気だよ」
「え?」
「え、じゃないよ! 髪が長いって言ってんの。0年に女らしさなんか必要ないの。むしろ女を捨てなきゃいけないよ」

 しかし優香の髪はそんなに長いというわけではなかった。たしかに美容院でおしゃれに切ってもらっていたが、肩まで届かない、むしろショートヘアに入る部類のものだった。

「わかりました。合宿の日までに切ってきます」

 香織の命令は絶対なので優香はおとなしくそう言った。

「だめよ、どうせ美容院でかわいく切ってもらうんでしょ。ダメ。いまここで短くするの」

 そう言って香織は鞄からハサミを取り出した。専用のものでも何でもない、ただの文房具用の安いハサミ。

「え、それでどうするんですか?」
「もちろん切るのよ、短くね。さあ早くここに座りなさい、汚れるから裸になって。ぐずぐずしてたら坊主にするよ。バリカンだってちゃんとあるんだから」

 優香はすぐに全裸になった。そして言われた通り用意された椅子に腰掛けた。

「さて、どうしようかねぇ」といって香織は優香の黒い髪をサラサラ触ってみながら言った。
「うんと短く、男子みたいにしちゃえばいいんじゃない?」と回りで見ている部員が言った。
「そうね、まあとりあえず適当に切りましょう」

 そう言うと何ら躊躇せず、優香の綺麗な髪をじょきじょきハサミで切り始めた。おしゃれになどとはてんで考えていない、ただ短くすることだけを目的とした切り方だった。優香の膝に、女の命とも言える髪の毛が、どんどん無造作に落ちていく。

 ものの5分で終わってしまった。最後に香織は前に回ると、前髪をちょきんと真横におでこの中間で切った。

「これでよし! トイレの鏡で見て来てごらん。上手く切れたから」

 優香は裸のまま部室を出ると、一目散にトイレに向かった。

「な、なによこれ……」

 鏡を見た優香は愕然とした。まるで自分とは思えなかった。後ろ髪はすっかり無くなり、横は耳が見えるほど、前髪はおでこの真ん中で真横にまっすぐカットされ、それはまるで厳しいバレー部の小学生みたいだった。女らしさのかけらもなかった。

「ね、なかなかいい感じだろ?」

 部室に戻ってきた優香に香織が言った。

「は、はい……ありがとうございました」
「アハハッ! だっせー、男みたい。かわいい顔が台なしね」
「ブスッ!」
「もう誰もあんたの裸見ても興奮しないよ」

 今まで優香の美貌を嫉んでいた女子部員たちは、台なしになった優香の顔を見て愉快そうに笑った。

「そうね、これで上は0年らしくなったわね。でもまだ下が残ってるわ」
「ええ? 香織、下ってまさか!」

 笑っていた部員たちもこの香織の言葉を聞いて驚いた。

「そうよ。下の毛がまだだわ。0年のくせに生えてるなんて生意気よ」

 そう言うと今度はバリカンを取り出した。そして足を開かせると、有無をも言わせず優香の陰毛をバリカンで刈り始めた。

「こんなもの0年には不要なものだわ」

 そして、バリカンである程度短くしたところで今度は剃刀を取り出して、シェービングクリームを塗ると、股間の毛をすっかり剃り落としてしまった。

「よし、できた!」と言うと最後に水で洗い流した。「完成!」

 優香は恐る恐る下を見た。最初自分の目が信じられなかった。すっかり毛のなくなった、つるつるの股間。縦に一本通った線がはっきり見える。まるで赤ん坊のようだった。大気がひんやりと剥き出しの股間に触れる。

「アハハ! 香織ナイスアイデア。パイパンっていうんでしょ、これって?」
「知らないわ、そんな変態用語」
「変態用語なの? じゃあ優香にぴったりね」
「ホントにどこからどう見ても変態よね」

 と言うと香織は満足そうに優香に近づいて、いまや剥き出しになった優香のあそこを、指でそっとひと撫でした。

「じゃ、あたしたち帰るから、あんたは掃除して帰ってね、変態さん」

 そう言うと香織たち部員は嘲笑の笑い声を残して部室を出た。

 残された優香は、床に散乱した自分の髪と、陰毛を、泣きながらほうきでかき集めたのだった。

 いつもの制服を着ると、極ミニのスカートに今の短い髪型はなおさら不自然に見えた。色気も何もない田舎臭い女子高生が、パンツ丸出しのミニスカートを穿いている、ただそれだけのことだった。
  1. 2009/08/26(水) 19:45:33|
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