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石造りの螺旋階段。外側に高さ1メートルほどの囲いがあるとはいえ、囲いの上からは周囲がはっきり見渡せた。校門、グラウンド、プール、テニスコート… 校門はまだたくさんの生徒達が下校中だし、テニスコートでは仲間の部員達がもう練習を始めていた。
優香は、低く身を屈めて囲いの内に隠れながらゆっくり階段を上っていった。
「田辺のやつ、全裸で階段なんか上って…次は何をするつもりだろう?」
三人のクラスメートも階段に出て優香の後を追っていたのだった。
「さあ、俺には見当もつかない」
「おい見ろよ、ここからだとお○んこまる見えだぞ」「ホントだ、田辺優香のお○んこだ…」
香織もそれを見ていた。というより、階段を上へ行く優香を追う関係上、嫌でも目にしてしまうのだった。低く身を屈めながら優香は上っているので、自然お尻は突き出され、開かれた二つの穴が下から丸見えになっているのだった。
(最低、最低、最低…)
と香織は心の中でさっきからその言葉ばかりを繰り返していた。
やがて一番上へ着いた。優香は身を屈めたままの姿勢でメールを待った。
「着いたね。では今からその階段の手摺りに跨がるんだ。もちろん外側のね」
(いやっ! それだけは絶対にいやっ!)
優香がそう思うのも当然だろう。いくら高くて目立たない階段の最上階といえ、見ようと思えば下からはっきり見上げられるところなのだから。
さすがの優香もこれだけは無理だった。泣き顔になりながら、じっと階段に立ち止まったままだった。
するとすかさずメールが来た。
「もたもたしてると人を呼んじゃうよ。階段に不審人物がいるって」
その瞬間、優香の心の中で何かが崩れ去った。もうよく物を考えられなくなっていた。彼女はまるで操り人形のようだった。
階段の丸い銀の手摺りを掴むと、優香は片足を大きく上げて跨がった。金属性の細い手摺りが優香のアソコに冷たく食い込んだ。下を見下ろすと制服や運動着姿の生徒たちがはっきり見えた。顔を上げる者はまだ誰もいなかったが、もうすでに誰かから見られているかもしれないと思うと気が気ではなかった。
優香は手摺りに股間を食い込ませて跨がったまま次のメールを読んだ。
「うわぁ、ホントにやったんだ。もうこうなると言い逃れできないね。お前が露出狂だってことに。ここからよーく見えるよ。お○んこ食い込ませて悶えてるお前の姿が。」
優香は一瞬どきっとして辺りを見回したが、それらしい人物は見分けられなかった。だから諦めて続きを読んだ。
「そしたら、もうこれで最後。後は簡単だ。そのまま腰を動かしてオナニーするんだ。前後左右にお○んこをこすりつけて、手摺りをびょびょに濡らすんだ。終了のメールがあるまで続けるんだよ。ごまかしたりしたらいつまで経っても終わらないからな」
優香は携帯を閉じると地面に置いた。そして手摺りに跨がったままの姿勢で、しばらくのあいだ声を立てずに泣いていた。
- 2009/05/29(金) 07:05:58|
- 優香
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