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羞人たち

趣味で書いた羞恥小説 18禁です。

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優香 第二章 6

 体育の残りの時間、優香は罰としてウサギ跳びを命じられた。クラスメートが楽しくバスケをやっている回りを、一人お尻丸出しの状態でウサギ跳びをしなければならないのだった。ただでさえ食い込んでTバックになっていたブルマーは、ジャンプするごとにまた激しく食い込み、やがてブルマーから下着がはみ出てしまった。

「お~い田辺、ハミパンしてるぞ」

 男子の一人が優香をからかう。

「きゃあ!」

 そう叫んで優香はすぐ直そうとしたが、そのとき田崎がやって来て怒鳴った。

「誰が止まっていいと言った!」

 そして四つん這いになった優香のはみ出た尻を手で思い切り叩いた。ぴしゃッ! という乾いた音が体育館中にこだました。

「休まないで続けろ…ん、いや、ちょっと待て。ほらまたシャツが出ているじゃないか!」

 と言うと田崎は、四つん這いになった優香のブルマーを後ろから思い切り引っ張り上げた。それは一瞬優香の腰が宙に浮いてしまうほどの強さだった。

「うん、これでよし。では続けろ!」

 そしてまた優香の尻をぴしゃりと叩いた。

 優香は再びウサギ跳びを始めたが、その真っ白なお尻には真っ赤な掌の跡が残っていた。

「お~い優香、お前のケツ真っ赤だぞ」
「それにすげぇTバック…ケツの穴見えるんじゃないか」
「そんなに大股ひらいて跳んでたらアソコもはみ出しちゃうよ」

 男子たちはバスケもそっちのけでウサギ跳びする優香のことをからかった。

 女子は軽蔑の眼差しで優香を見ていたが、直接からかいはしなかった。その代わり、あるとき一人がわざとパスを逸らして、ちょうど優香がウサギ跳びをしている方向の、そのもっと向こうにボールを転がした。

「優香ちゃん、ごめん、ボール取ってくれない?」
「え?」
「優香ちゃんが一番近いでしょ。一番近い人がボール取りに行くのが常識でしょ」
「う、うん…わかった」

 そこで優香は立ち上がってボールを取りに行こうとしたが、そのときまた田崎が怒鳴った。

「誰が歩いていいと言った! 授業が終わるまでウサギ跳びをやめるな!」

 だから優香はウサギ跳びをして、体育館の隅に転がったボールを取りにいった。
 そして近づきもせずコートの中に立って待っている女子の群れの前に行ってボールを渡した。しゃがんだままの状態で、立っているクラスメートの女子にボールを渡さなければならないのは屈辱的だった。

「ありがと」

 ボールを受け取った女子は冷たく優香を見下ろしながらそっけなく言った。

 そんなことが何度も繰り返された。

 やがて男子の方でも真似をしだしてわざとパスを逸らせて優香に取りに行かせた。そうすることで優香のお尻を間近で見ることができるからだった。

 こんな調子でこの日の体育は続けられた。疲れてちょっとでもつまずいたりすると田崎に容赦なく尻を叩かれた。授業が終わる頃にはもう彼女のお尻は両側とも一面真っ赤になっていた。

――――――――――――――――――――――――

ようやくこの日の長い体育の授業が終わった。優香はへとへとになって、疲れた足を引きずりながら更衣室まで帰っていった。

 と、着替えを始めようとして鞄を開くと、中に体操服とブルマーが入っているのに気がついた。(さっきあれだけ探したのに!)それはどちらも普通のサイズの、つまり見慣れた優香自身のものだった。

「なに、ちゃんと持ってきてたんじゃない」

 その様子を見ていた女子がすかさず言った。

「違うの、さっき探したときは、本当に…」

 しかしもう誰も優香の言うことを信じなかった。
  1. 2009/05/29(金) 01:50:15|
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