廊下のおしっこは自分がしたと白状し、その拭き取りを命じられた優香は、雑巾の代わりに、自分の下着(ブラとパンティ)を使うことになってしまった。
優香は教室を出ると、そこに自分の下着が水浸しになっているのを発見した。
「早く拭きなさいよ、その雑巾で」
「そんなになったら、もう捨てるしかないね」
「え? じゃあまさか今日はノーパン? 優香ちゃんノーパンで帰るの~?」
「だって、まさかおしっこ拭いた雑巾なんか穿けるわけないでしょ? だからノーパンで帰るしかないじゃん」
「でもあのバカみたいに短いスカートじゃ、お尻とアソコがまる見えだね」
「別にいいんじゃない? ってゆうか、街じゅうの人に見てもらえて、むしろ嬉しいんじゃない?」
「じゃあもういっそのことそのままの格好で帰ればいいのに」
「そしたら超ウケルよね。全裸で、しかも両手縛ってるんだから、もう犯してくださいって自分から言ってるようなもんだよね」
「ハハハ、マジうける! 優香ちゃ~ん、もう一生その格好で生活しなよ。露出狂のあんたにはそれが一番お似合いだからさあ」
「そうだね、もう優香の制服は全裸でいいんじゃない」
「じゃあもう制服は要らないね。ねえ、優香ちゃ~ん、制服処分しといてあげようか? 一生全裸で暮らすんだったら、もういらないでしょ~?」
教室の窓や廊下から、そんなふうに話すクラスメートたちの会話が優香の耳に入ってくる。つい半年前までは、クラスの人気者で、誰からも好かれ、憧れられていた優香が、いまやクラスの恥、露出狂、まる出しの胸とおま〇この単なる所有者、へと成り下がってしまっていた。
学校の廊下の、紛れもない自分のしたおしっこを、みんなの見ている前で、しかも自分の下着で拭き取る優香の姿はまさに恥そのものだった。その姿にもはや半年前までの優等生の面影はなかった。
「見てよあのぶざまな格好! まるで大昔の奴隷か何かよね」
「ホント、見てるこっちが恥ずかしくなる」
後ろ手に両手を縛られている状態では、床を拭くのは非常に難しいことだった。濡れている場所の前に後ろ向きにしゃがみ、雑巾に何とか指を届かせて、拭くのもすべて後ろ向きで行なわなければなからなかった。しかも細かい移動のために、何度も足を踏み変える必要があるので、そのたびに股を開いておま〇こをまる見えの状態に晒さなければならなかった。そのしゃがんでまる見えの股間の前には、当然、男子たちが群がって、露骨におま〇こを覗き込み、野次を飛ばした。
「優香ちゃ~ん、オマタそんなにおっぴろげにして、おま〇こがまる見えだよ」
「もしかして床を拭くふりして俺たちを誘ってるのかな~?」
「さあ、遠慮しないで言ってごらんよ、あたしのおま〇こに、みなさんのチン〇を、入れてくださいって」
「ほらほら、もっと足を大きく開かないと、おしっこの中に尻餅ついちゃうよ」
「そうそう、そうやってみなさんにおま〇こお見せしてね」
このように、優香は股を広げて自分の性器を男子生徒たちに眺められ、その色や形をからかわれながら、屈辱の掃除を、続けなければならないのだった。
そしてまた、おしっこは一度で拭き取れないので、水を含んだ雑巾を(びしょ濡れになったブラとパンツを)絞りに行かなければならなかった。優香は最初廊下の洗面所で絞ろうとしたが、汚いと言われて、トイレへ追いやられた。下駄箱で上履きを取ることができなかった優香は裸足だった。裸足のまま、女子トイレの汚いタイルの上を歩かなければならなかった。そして、洗面台の前に立っても、両手を縛られているため、普通には洗うことができず、ここでも後ろ向きになって、惨めな中腰の姿勢で、汚れた下着を洗って絞らなければならなかった。その様子をトイレにいる他の組の女子たちが軽蔑と嘲笑の眼差しで見つめている。そうしてまた廊下に戻ると、男子たちのいやらしい視線が優香の股間を見ようと待っていて、再びトイレに洗いに行くと、女子たちの軽蔑の視線、悪口、冷ややかな笑い声が、優香の全裸の胸や股間に突き刺さった。
ようやく掃除を終えたときには、白かった下着はもう黒っぽく黄ばんでしまっていた。もうとても穿けたものではなかった。
教室に入ると、すでに大半のクラスメート(特に女子たち)は、優香の掃除を監視することにとっくに飽きて、おしゃべりしながら弁当を食べていた。
「あら、どうしたの、全裸で、しかも汚い雑巾なんか持っちゃって?」
「廊下を、拭き終わりました……」
「ああ、あんた廊下で犬みたいにおしっこしたんだったっけ?」
「……」
「じゃあ、もうその雑巾いらないね。くさいから、早く捨てちゃってよね」
優香は迷っていた。
するとグループの別の女子が、コンビニのビニール袋を広げながら、言った。
「このビニール袋に入れてちょうだい」
「入れないとあたしたち出て行くからね。教室の中、おしっこ臭くなっちゃうから」
「そしたら教室にはあんたと男子たちだけになっちゃうねえ。それでもいいの?」
「かわいい大事な乳首、食べられちゃうかもね~」
もはや逆らうことはできなかった。優香は自分の汚れた下着を女子の差し出すビニール袋に入れた。
すると相手の女子は、袋の入口をしっかり縛り、密閉すると、それを持って教室のゴミ箱の方へ行き、何のためらいもなく捨て去った。
衣服を一つずつ失っていく絶望感……。体操着のシャツとブルマーに続いて、下着まで失ってしまった。残る衣服は、カバンの中の制服、セーラー服の上着と、あの短いスカートだけだったが、おそらくスカートはノーパンのお尻を隠してはくれないだろう。つまり優香は、体育祭が終わった後も、人前にお尻と股間を晒しながら、駅までの道を歩き、電車に乗らなければならないことが、これで確定してしまったのだった。
(いったいいつまで続くの……いつこの恥ずかしさからあたしは解放されるの……?)
しかし今はまだそんな先のことを考えている余裕はなかった。現在の屈辱に堪えるだけで精一杯だった。
- 2011/07/06(水) 18:29:20|
- 優香
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